予防歯科としてご自宅で、正しい歯磨きを行っていきます。
歯を磨いて、お口の中に付着した虫歯菌や歯垢を落とす事で、プラーク(歯垢)コントロールを行います。プラーク(歯垢)とは細菌のかたまりで、虫歯や歯周病はプラークによる感染症と言われています。この細菌は唾液などの体液を栄養にしているため、食事をしなくてもプラークはできてしまいます。
プラークはまず歯に付着し、そのプラークが徐々に増えてくると歯と歯肉の間の歯周ポケットといわれる溝に溜まってきます。歯周ポケットにプラークが溜まってしまうと自分ではなかなか落とせないので、まずは歯につき始めたプラークをしっかり落とす事が大切になってきます。
! 自分の歯の形、並び方を知っていますか?
一見シンプルに見える歯は、1本1本の形も違い、微妙な曲面で作られています。ですからただ漫然と歯ブラシを歯に押し当てて磨いてもプラークを落とす事は出来ません。正しいブラッシングで、ご自分の歯の形をよく見て1本ずつ歯を狙って磨く事が大切になります。
! プラークは毛先で簡単に落とせます
毛先を上手にプラークに届かせ、毛先のコシで取るのがコツで、毛先の届かせ方がポイントになります。毎食後磨く事が理想ですが、特に夜寝るまえにしっかりと磨くように習慣付けましょう。
! 歯面に対してブラシの毛先を直角に当てましょう
正確にプラークを落とすためには、歯ブラシの毛先を歯面に直角に当てて小さく動かします。歯の表面には、微妙な凸凹があるため大きく動かしても効果がありません。また、歯ブラシのワキ、カカトやツマ先などのブラシ面を使い分ける事がポイントになります。
! 歯ブラシを強く当てていませんか?
歯を磨くのか歯肉を磨くのか間違えてはいけません。ブラッシングを歯肉のマッサージと思っている人が多いのですが、そのために必要以上に歯肉を傷つけている場合があります。ブラッシングはあくまでも歯面のプラークを落とすためのものですので、歯周ポケットにたくさんプラークが溜まっている場合には、歯医者さんでのクリーニングを行うようにしましょう。
! 力は入れずに軽く毛先で落としましょう!
歯ブラシを歯面に強く押し当てると毛が寝てしまって毛先がまったく当たらなくなってしまいます。すると、歯を磨いていてもプラークは取れていません。軽く歯面に毛先を当てて、毛の弾力だけでブラッシングをする事が大切です。強く磨くとプラークは取れずに、歯や歯肉を傷つけるだけなのです。
! 歯ブラシで磨きにくい所は補助器具を使いましょう
補助器具には歯間ブラシ、デンタルフロス、タフトブラシなど、歯と歯の間のプラークを取るのに適したものが数多くあります。入り組んだ歯並びで、通常の歯ブラシでは磨き残しができる場合には効果的な補助器具を使って定期的に清掃するようにしましょう。
| 歯磨き剤の効果的な使い方 |