<治療前>


<治療後>

叢生とは、歯並びが不規則で前後左右にデコボコしている、歯と顎の大きさのバランスが悪いために起こる不正咬合です。
叢生単独であればいくつになっても治療できます。しかし、思春期成長前であれば、装置を用いて顎を広げたりすることで、バランスの悪さを改善できる場合や、他の不正咬合の要因もある場合には、早期からの治療の方が有利なことがあります。
<治療前>


<治療後>


上顎前突とは、俗に“でっ歯”といわれるように、上の前歯や上顎(上顎骨)が、著しく前方に突出している状態をいいます。
これは、歯の位置や傾きの異常によって起こっているもの、上顎骨または下顎骨の位置異常や大きさの不調和によって起こっているものなどが考えられます。成長期に上顎前突が認められる場合、正常な顎骨の成長が起こらず、いま以上にその状態が悪くなる可能性があります。
<治療前>


<治療後>

反対咬合とは上下の歯を噛み合わせると下顎の方が上顎より前に出ているような状態を言います。
この反対咬合では早目に治療を始めた方が良い場合があります。反対咬合は大きく2つのタイプに分けて考える事が出来ます。一つは歯性の反対咬合と二つ目は骨格性の反対咬合です。
歯性の反対咬合というのは上下の歯の角度によって反対に噛み合ってしまっていような反対咬合です、この場合は治療を開始するのは永久歯の前歯、上下4本づつが生え揃う時期まで、通常7〜8才くらいまで様子を観察していて良いと思います。
もう一つの骨格性の反対咬合というのは文字通り骨格、すなわち顎の骨自体の位置関係が反対咬合の位置になっている状態を示します。この場合は歯が顎のどういう位置で、また角度で出て来ても将来反対に噛み合ってしまう事が予測され、早目の治療が望ましいとされています。
早い場合には5〜6才くらいでも治療を開始します。ただしそれより前の時期は、装置の使用についての問題などから実際の治療は開始せず経過を観察して行きます。
さらに分けるとすると、これらの中間的状態もあると考えられ、その場合にも、治療が必要であれば良い時期に治療を開始することが勧められます。